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お家でできる手の遊び①

お家でできる手の遊び①|どんぐり発達クリニック|発達障害

こんにちは。どんぐり発達クリニックの作業療法士です。

手の発達①手の発達②では、スプーンや鉛筆の持ち方の発達について掲載させていただきました。

今回は、「手掌回内握り・手掌回外握り」(手の平全体でグー握り)につながる遊びを紹介します。

 

①新聞丸め・ねんど遊び

これらの遊びを通して、両手操作や手の平全体で握る経験を積むことができます。

この段階では、色々な素材や大きさのものを触る経験も大切です。触った感覚を手がかりに、道具を持つことや動かすことにつながります。新聞紙やねんどを丸めてみたり、ねんどを指先でつまんで伸ばしてみたりといろいろな触り方をしてみましょう。

※特定の素材を触りたがらない場合は、無理強いはせずお子さまの安心できる素材や興味のあるものから取り組んでみてください。

 

②おままごと、おえかき

これらの遊びを通して、腕全体や左右の手を協調させて使う経験を積むことができます。

おえかきでは、大きく描いたり塗ったりすることが肩や肘の動きをコントロールする練習になります。模造紙や新聞紙など、大きな紙を使って描いてみても楽しいと思います。

※道具で遊ぶ際は、柄の太さを調整することも重要です。太い柄のほうが握りやすいため、コントロールが安定しおすすめです!

 

今回は、「手掌回内握り・手掌回外握り」につながるお家でできる遊びを紹介しました。

今後も手の発達につながるお家でできる遊びやトレーニングについて紹介していきます。

 

※参考書籍:発達が気になる子へのスモールステップではじめる生活動作の教え方 中央法規出版 鴨下賢一(著)

院長 藤井 明子
記事監修
院長 藤井 明子

北里大学医学部 卒、東京女子医科大学医学系大学院修了、東京女子医科大学病院、長崎大学病院、長崎県立こども医療福祉センター、さくらキッズくりにっく 院長、どんぐり発達クリニック 院長

医学博士、日本小児科学会 小児科専門医、日本小児神経学会 小児神経専門医、日本てんかん学会 てんかん専門医、日本小児精神神経学会 小児精神神経学会認定医、子どものこころ専門医

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