
こんにちは、どんぐり発達クリニックの事務スタッフです。
どんぐり発達クリニックでは、今年7月から新たに「子育てサロン」をスタート。月に1回テーマを変えながら、保護者の皆様同士でオープンに話ができるサロンの場を開いてきました。
今回のブログではこの半年間で開催してきた子育てサロンを振り返りたいと思います。
第1回 7月1日(火)
テーマ「友人関係の構築」

駒沢に移転してからは初めてのサロン開催となりました。
「ルールのある遊びができない」「園の友達の名前を言わない」「気づくといつも一人でいる」など、同じ悩みや不安をお持ちの親御さんにお集まりいただきました。
親御さん同士でざっくばらんにお話いただいたり、心理士からは、発達特性のある子どもたちが安心して友達と関わるための支援のヒントをお伝えしたりしました。
「同じような不安を持つ親御さんと悩みを共有できてよかった」「今後の子供への接し方について改めて考えられた」といった感想をいただきました。
第2回 8月2日(土)
テーマ「思春期と友人関係」

こちらの回では“小学5年生~中学2年生までの女子の保護者様”を対象とし、思春期のお子様にどう関わり、支援していくべきかといった点に焦点を当てました。
そもそも、「友達をつくる上で大切なことってなんだろう」「思春期特有の変化とはどんなものだろう」といった土台をお話した上で、発達特性のあるお子様が友人関係を維持していくうえでどのような難しさがあるかなどを、簡単なワークを交えてお伝えしました。
こちらのテーマについては、ブログ「思春期女子あるある?友達関係の悩みに介入すべき?」もぜひご覧ください。
第3回 9月6日(土)
テーマ「子どもの気持ち、親の気持ち」

こちらの回では、子育てのなかで親御さん自身のイライラや不安が高まったとき、その気持ちを整える方法や、子どもの気持ちを引き出す関わり方などをご紹介しました。
最初に参加者の皆様にワークをしていただき、ご自身の解釈やワークの感想をお話しいただいたり、日々の育児の中で困っていること、話したいことをそれぞれ共有しながら、心理士からも解説を行ったりしました。
第4回 10月7日(火)
テーマは「手先や道具の操作について」

参加者の皆様には、事前に作業療法士への質問や、ご家庭でのお子様の様子を撮影した動画などをご準備いただきました。
そのうえで、当院の作業療法士が行っているOTについての紹介や、手先・食具(補助箸はスプーンなど)の練習方法の説明、そして事前にお寄せいただいたお悩みにも回答をさせていただきました。
サロンでご紹介したことを、ぜひご家庭でも取り入れていただけていたら嬉しいです。
第5回 11月7日(金)
テーマ「学校から仕事につながるまで-今からできる準備とは-」

“支援級または通級を利用中のお子様を持つ保護者様”を対象としたこちらのサロンでは、進路や就労に関する疑問や不安をシェアしたり、就労時に頼れる具体的な支援先についてお話ししたりしました。
またこちらのサロンには予想を大きく上回る数のご応募やお問い合わせをいただきました。関心をお寄せいただき、ありがとうございました。
残念ながらご参加いただけなかった方のお声も、 来年以降の企画づくりに活かしていきたいと考えています。
ただいま次回のサロンの準備中ですので、こちらもお楽しみに!

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