大学受験において、受験上の配慮を申請する受験生は年々増加傾向にあります。
大学入試センターでは、共通テストに関する配慮事項として、「別室受験」「試験時間の延長」「拡大文字問題の使用」「読書補助具の持ち込み」などを一覧で公表しており、読み書き困難への認知も広がりつつあります。
こうした状況を受けて、私たちは、読み書き困難に関する合理的配慮を受けやすくするための、高校生を対象とした読み書き検査と診断の体制を整えました。
読み書きに不安がある高校生、特に大学受験で配慮を希望する方に向けて、検査の実施・結果のフィードバック・医師による診断書作成までを一貫して支援します。
■ 対象となる方
【高校3年生】
・大学入試での「合理的配慮申請」に使用する診断書を希望する方
・共通テストでの配慮申請を検討している方
【高校1〜2年生】
・将来的に大学受験での合理的配慮を検討している方(※診断書の発行は希望者のみ)
・受験はまだ考えていなくても、「読み書き」に不安を感じている方
■ 内容
1. 読み書き検査の実施
複数の検査を組み合わせて、読み書きの正確さ・スピード・漢字の読み書き能力などを評価します。
2. 検査結果のフィードバック(保護者・ご本人)
大学受験での合理的配慮は、基本的に本人自身が申請するものです。そのため、「読み書きに困難があること」を自覚し、「配慮を希望していること」を自分の言葉で伝える準備が重要になります。このため、保護者だけでなくご本人にも結果を説明することが望ましいと私たちは考えています。検査結果をふまえ、どのような配慮が適切かについても助言いたします。
※ご本人への結果説明が難しい場合は、事前にご相談ください。
■ 料金
予約料4000円+別途報告書代がかかります。料金は検査の予約の際にお問い合わせください。
読み書きに不安を感じている高校生が、自分らしく力を発揮できるようサポートいたします。
どうぞお気軽にご相談ください。