2025年3月11日、どんぐり発達クリニックは千歳烏山から駒澤大学駅すぐの現在の場所へ移転いたしました。
おかげさまで、移転から1年を迎えようとしています。
新しい場所でのスタートは、私たちにとっても大きな節目でした。
移転により、通院環境が変わられたご家庭もありました。
それぞれのご事情の中で、当院を信頼し続けてくださったことに、心より感謝申し上げます。
また、日々通ってくださるお子さんや親御さんだけでなく、地域の行政の皆さま、学校の先生方、園の先生方、連携してくださっている病院にも支えていただきました。
診察室の外でも連携しながら、お子さんの育ちをともに見守ることができることは、私たちにとって大きな力となっています。
当院では、毎朝のミーティングから一日が始まります。
診療の確認にとどまらず、気になるケースの共有や支援の方向性について話し合いを行っています。
さらに、各部署ごとの検討や症例検討も積極的に重ねています。
クリニックという規模だからこそ、一人ひとりの顔が見える関係があります。
医師、看護師、心理士、作業療法士、言語聴覚士、受付スタッフが、「少し気になることがあって」と気軽に声をかけ合い、その場で相談し、アイディアを出し合う。
そうした日常の積み重ねが、お子さん一人ひとりに向き合う力になっていると感じています。
私たちが大切にしている理念があります。
発達クリニックの目標は、お子さんの発達特性を“なくすこと”ではありません。
特性がありながらも、その子に合った環境の中で安心して力を発揮できること。
そして、「自分なりにできる」「挑戦してみよう」と思える自己効力感を育み、将来、社会と関わることそのものが怖くなってしまうような二次的な心の問題を防いでいくことが、私たちの目標です。
特性は、その子の一部です。
否定するのではなく、理解し、環境を整え、その子らしい育ちを支えていく。
その積み重ねが、「大丈夫」と感じられる経験につながると信じています。
当院の理念は、
「すべての子どもたちが『大丈夫』を感じられる社会を目指す」こと。
診察室の中だけでなく、ご家庭や園、学校、地域の中で、子どもたちが安心して力を発揮できる社会をつくることを目指しています。
この1年間、新たな取り組みとして内覧会や育児サロンの定期開催も行ってきました。
診察という形に限らず、地域の中で気軽に相談できる場所でありたいという思いからです。
多くの方に支えられ、こうして1年を迎えることができました。
改めて、これまで関わってくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
これからも、一人ひとりのお子さんと丁寧に向き合いながら、
「ここに来ると少し安心する」
そう感じていただける場所であり続けたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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