こんにちは、どんぐり発達クリニックの看護師です。
子育てをしていると、お子さんの対応に困ること、悩むこと、たくさんありますよね。
「他の子と比べるとなんだか幼い気がする」「こんなに育児って大変なものなのかしら」
「年齢が上がってるのに、いつまでも手がかかる」
お子さんの成長、育児に疑問を持って、ネットで検索してみると
「癇癪 発達障害」「落ち着きがない 発達障害」など関連ワードで”発達障害”と出てきて不安になることもあるかもしれません。
そういったときに、どこに相談したらいいのか、小児科?専門の病院?等,困ることがあると思います。
今回は相談先についていくつかご紹介していきます。
・小児科
未就学のお子さんの場合は定期健診が多くあります。(6/7か月、10か月、1歳、1歳半、3歳、5歳等)
まずは定期健診で、今の悩みごとについて小児科医に相談してみると良いでしょう。
発達障害と似たような症状があるお子さんでも、その後の成長や環境(周囲の関わり方)によって変わっていくために、あまりに早期に受診すると医療として判断がつかないことがあります。
保護者の方の不安や悩みが強い場合には、アドバイスをもらう、一緒に成長を見守ってもらうことを目的として受診することも良いと思います。
発達外来や発達相談を行っていない小児科では、発達検査ができない場合もあります。その場合には、専門機関の受診をすすめられることもあります。
良い点:定期健診のついでに相談できる 公費
悪い点:発達検査ができない場合もある
・自治体の相談機関
お住まいの区役所、市役所の福祉相談窓口や障害児相談支援事業所に相談すると、適切な支援施設を紹介、連携してくれます。
良い点:様々な専門職、支援者がいる 公費(お金がかからない)
悪い点:時間がかかる
・発達障害専門の医療機関(発達外来・発達クリニック)
第3者(学校、保育園、幼稚園、自治体の相談施設、小児科医等)から勧められた場合は、何らかの診断や具体的な対応を求められていることがあるため、専門の医療機関に相談すると良いでしょう。また、お悩みのことが大きく、できるだけ早く対応したい場合は具体的な指針を提供できる専門機関に受診すると良いです。
良い点:発達障害に詳しい医師がいる 診断ができる
悪い点:自費がかかる場合がある 予約までに時間がかかる医療機関もある
なんとなく心配がある場合は小児科や自治体の相談機関
困りが大きいとき、公的サービスの利用で必要な診断書がほしい、継続的に発達経過をみてほしいときなどは発達障害専門の医療機関に受診すると良いでしょう。
どんぐり発達クリニックでは、発達外来を主に行っているクリニックです。発達障害かもしれない、またお子さんとのかかわり方をどうしたらよいかわからないなどの相談もうけております。小児科医師、児童精神科医、公認心理師、作業療法士、言語療法士の専門スタッフが相談にのっております。受診ご希望の際には、HPのお知らせから新患予約をご覧ください。