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【院長コラム】音のうるささに悩むお子さんへ:イヤープラグという選択肢

【院長コラム】音のうるささに悩むお子さんへ:イヤープラグという選択肢|どんぐり発達クリニック|発達障害

こんにちは。院長の藤井です。

学校の教室、ガヤガヤした商業施設、駅のホーム……。私たちにとっては「日常の音」であっても、聴覚過敏のあるお子さんにとっては、耳元で大音量のスピーカーを鳴らされているような、強い苦痛や疲れを感じることがあります。

そんな音の刺激を和らげる対策として「イヤーマフ」を使っているお子さんも多いかと思います。ただ、高学年や中高生になってくると「ヘッドホンのようで目立つから学校では使いたくない」「周りの目が気になる」と敬遠してしまう子も少なくありません。また、一般的な「スポンジ状の耳栓」は、周りの音が全てこもって聞こえなくなるため、「自分の声が頭に響くような閉塞感が苦手」という子もいます。

そんなお子さんたちに、当院でおすすめしているのが、写真にあるような「イヤープラグ(音質調整用耳栓)」です。ご存知の方もいらっしゃるでしょうか?

院長も2つのイヤープラグを愛用しています

実は、私もこのイヤープラグを2つ持っています。

一つは、中学生の長男が筆箱に入れて学校へ持っていっています。中学校の教室や廊下は、賑やかでどうしても大きな音が行き交う場所です。「ちょっとうるさくて疲れるな、集中できないな」と感じたときに、自分でサッと耳に。一般的な耳栓と違ってデザインがスタイリッシュなため、中学生の男の子でも抵抗なく、お守りのように持ち歩いています。

もう一つは私自身が使っています。私は映画館やコンサート会場、あるいは人混みの中で広告の音が多方向から聞こえてくるような場所が少し苦手なのですが、このイヤープラグをつけると、音の苦痛が和らぎ、心にゆとりを持ってその場を楽しめるようになりました。

イヤープラグの大きなメリット

一般的な耳栓とイヤープラグの最大の違いは、**「音を消すのではなく、全体の音量をボリュームダウンさせる」**という点です。

人の声やアナウンスは聞こえる

嫌な騒音や高音の不快な響きはカットしてくれますが、先生の指示の声や、友達との会話、危険を知らせる街の音などは自然に聞こえます。

閉塞感が少ない

特殊なフィルターが内蔵されているため、耳が完全に詰まったような不快感が少なく、自分の話し声が頭に響くストレスも軽減されます。

目立ちにくく、おしゃれ

小ぶりで耳の中にすっぽり収まるものが多く、周囲からも気づかれにくいです。最近はカラーバリエーションも豊富で、アクセサリー感覚で選べる楽しさもあります。

便利なグッズを上手に使って、安心できる環境を

「音がうるさくて学校に行きたくない」「お出かけが苦痛」となってしまう前に、こうした便利グッズを上手に使って、自分の周りの環境を「過ごしやすい快適な音量」にチューニングしてあげることは、子どもたちの安心感に深くつながります。インターネット等でも手軽に購入できますので、お子さんと一緒に好きな色を選ぶのも楽しいですね。

 

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院長 藤井 明子
記事監修
院長 藤井 明子

北里大学医学部 卒、東京女子医科大学医学系大学院修了、東京女子医科大学病院、長崎大学病院、長崎県立こども医療福祉センター、さくらキッズくりにっく 院長、どんぐり発達クリニック 院長

医学博士、日本小児科学会 小児科専門医、日本小児神経学会 小児神経専門医、日本てんかん学会 てんかん専門医、日本小児精神神経学会 小児精神神経学会認定医、子どものこころ専門医

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